スタディングとアガルート宅建はどっち?料金・合格特典・教材の比較
料金・合格率・合格特典(全額返金)・教材・サポートを、執筆時点の公式情報で並べて比べました。スマホ中心の勉強で合格した経験から、それぞれに向いている人を書いています。
宅建の通信講座を比べていくと、「安さのスタディング」と「合格実績のアガルート」で迷う方も多いのではないでしょうか。価格は数倍違うのに、どちらも評判が良い。だからこそ、決め手が見えにくいですよね。
本記事では、スタディングを実際に約4ヶ月使い、スマホ中心の勉強で39点一発合格した私が、両者を料金・合格率・特典・サポートの面から公平に比較します。どちらが優れているかではなく、「あなたに向いているのはどっち?」がハッキリ分かる内容です。
結論:コスパ重視はスタディング、手厚さ重視はアガルート
先に結論からお伝えします。両者は「狙っている勉強スタイル」がまるで違うので、あなたの目的と予算に合うほうを選ぶのが正解です。
- スタディングが向く人:とにかく費用を抑えたい/通勤・育児のスキマ時間で勉強したい/スマホ完結で気軽に始めたい
- アガルートが向く人:受講料が高くても合格実績・手厚い指導がほしい/合格したら全額返金の特典を狙いたい/じっくり深く学びたい
まずは、両者のスペックを1つの表にまとめました。数値はいずれも執筆時点の各公式サイトの表記です(最新情報は必ず公式サイトでご確認ください)。

| 比較項目 | スタディング | アガルート |
|---|---|---|
| 最安コース | 14,960円(ミニマム) | 10,780円(キックオフ) |
| 本コース | 29,800円(コンプリート) | 107,800円〜(入門フル) |
| 教材形式 | スマホ完結 | 動画+オリジナル冊子 |
| 合格特典 | お祝い金3,000円 | 全額返金 or 1万円 |
数字だけ見ると、入門から本気で合格を狙う「本コース」の価格差は約3〜4倍。ここから項目ごとに、もう少し深く掘り下げていきます。
高得点を狙う講座ではなく、合格点の少し上を最短距離で取りに行く講座です。仮に合格点が35点なら、半年みっちり勉強して45点で合格するのも、スキマ時間を活用した3ヶ月で40点で合格するのも、手に入る資格は同じ。「ちょうどいい点数で受かればいい」と割り切れるかどうかが、講座選びの分かれ目になります。
料金で比較:スタディングは3分の1以下
まず、多くの方が一番気にする料金から比べます。執筆時点の公式サイトの通常価格は、次のとおりです。

| コース区分 | スタディング | アガルート |
|---|---|---|
| お試し・入門 | ミニマム 14,960円 | キックオフ 10,780円 |
| 標準 | スタンダード 24,800円 | 中上級ライト 76,780円 |
| 上位 | コンプリート 29,800円 | 中上級フル 129,800円 |
こうして並べると、スタディングの上位コース(コンプリート)でも、アガルートの本格コース(入門・中上級のフル)の3分の1以下だと分かります。
アガルートの「キックオフ」は1万円台と安いですが、これは超入門者向けの導入講座です。合格までフルカバーする本コースとは、位置づけが違います。合格まで見据えると、アガルートは10万円前後が中心の価格帯になります。
スタディングは無料登録で10%OFF(時期により15%)のクーポンがもらえ、合格お祝い金3,000円も出ます。最新のクーポン・キャンペーン情報はクーポンの記事にまとめています。金額は時期で変わるので、申し込み前に一度チェックしておくとお得です。
フォーサイトやユーキャンも入れた5つの選択肢の料金は、宅建通信講座の比較で1つの表に並べています。
ただし「安い=正解」とも限りません。アガルートの価格には、次で見る合格率の高さや全額返金の特典という価値が含まれています。ここは正直にお伝えします。
合格率・実績で比較:数字はアガルートが強い
ここはアガルートの一番の強みです。アガルートは公式サイトで、宅建講座の令和7年度・一発合格率77.01%(全国平均18.67%の約4.13倍)と公表しています。この数字のインパクトと安心感は、アガルートの大きな武器です。
一方で、スタディングは合格率を公表していません。ここに不安を感じる方もいると思います。
ただ、これは「実績がない」わけではなく、合格率の集計・公表基準が会社ごとに違うというのが実情です。スタディングは公式サイトに合格者の声を毎年多数掲載し、合格お祝い金制度も維持しています。
対象者の範囲が全受講生か、アンケート回答者かなどで変わるためです。数字そのものより「自分がその教材で最後まで続けられるか」で選ぶのが、結局いちばん確実です。
そして何より、高卒・不動産経験ゼロ・法律知識ゼロの私が、スタディング宅建士講座で合格点33点を6点上回る39点を取れたのは、1人分の例とはいえ嘘のない実例です。その後も同じスキマ学習で、賃貸不動産経営管理士・FP2級まで連続合格できました。合格証と得点表はプロフィールに実物を載せています。
数字の「見せ方」はアガルートが上手ですが、「安くても受かる」ことは、私自身が実感として証明できたと思っています。
合格特典で比較:アガルートの「全額返金」は魅力
アガルートには、宅建業界でも目立つ強力な特典があります。入門カリキュラム(フル)または中上級カリキュラム(フル)を申し込み、その年の宅建試験に合格すると、受講料が全額返金される制度です(またはお祝い金1万円を選択)。
「合格すれば実質タダ」というのは、モチベーションにもなりますし、大きな安心材料ですよね。
執筆時点の公式表記では、合格体験記の提出や合格者インタビューへの出演が条件です(購入契約の解除ではなく、原稿料・講演料として支払われる形)。申し込み前に、必ず公式サイトで最新の条件をご確認ください。
一方スタディングは、合格するとお祝い金3,000円が出ます。金額はアガルートの全額返金よりずっと小さいですが、そもそもの受講料が数分の1です。「トータルの負担額」で見るとスタディングが軽いケースも多いのです。
教材・サポートで比較:スマホ完結か、手厚い指導か
ここも大きな分かれ道です。両者の設計思想は、かなり違います。
スタディングは、講義動画も問題演習も復習も、スマホ1台で完結します。テキストは基本ペーパーレスで、紙が欲しい場合はスタンダード・コンプリートの冊子付版を選ぶ形です。通勤中や寝かしつけ後のスキマ時間に、サッと進められるのが最大の強みです。
一方のアガルートは、オリジナルの製本テキストと講義動画で、じっくり深く学ぶスタイル。過去問分析をもとにしたカリキュラムで、オンラインの質問対応も用意されています。腰を据えて学びたい人に向いています。

| 学習の軸 | スタディング | アガルート |
|---|---|---|
| メイン教材 | スマホ動画・問題 | 動画+製本テキスト |
| スキマ学習 | ◯ 通勤中もOK | △ 机学習向き |
| 質問サポート | コンプリートにQ&A10枚 | オンライン質問対応 |
「通勤電車や育児のスキマに、スマホでコツコツ進めたい」ならスタディング。「机に向かってテキストを開き、質問しながらじっくり合格力を固めたい」ならアガルートです。
今はAIを使う人と使わない人で勉強効率に差がつく時代。スタディングは通信講座の中でも、AI機能に最も力を入れている講座です。学習計画から復習管理まで、AIが自動でサポートしてくれます。
なお、教育訓練給付制度については、アガルートには対象講座がある一方、スタディングは対象外です。ただしスタディングは元の価格が安いので、「給付が使えない=損」とは限りません。総額で比べるのが正解です。
総額で比較:落ちた年まで考えるとスタディングが軽い
「アガルートは合格すれば全額返金だから、実質タダで最強では?」と考える方も多いのではないでしょうか。ここは冷静に、合格した場合・不合格だった場合の両方で総額を見てみましょう。
まず合格した場合。アガルートはフルのコース(10万円前後)を払い、条件を満たせば全額返金なので、実質0円に近づきます。スタディングはコンプリート29,800円を払い、お祝い金3,000円が戻るので、実質2万7千円ほど。この場合は、アガルートの返金がうまく効けば逆転もあり得ます。
次に、忘れてはいけない不合格だった場合。アガルートは10万円前後がそのまま負担になります。スタディングは約3万円。落ちてしまった年の痛手は、スタディングのほうがずっと軽いのです。

| 想定ケース | スタディング | アガルート(フル) |
|---|---|---|
| 合格した場合 | 実質 約2.7万円 | 実質0円に近づく(条件付) |
| 不合格だった場合 | 約3万円の負担 | 約10万円の負担 |
| 翌年に再挑戦 | 追加負担が軽い | 再受講費がかさむ |
全額返金は「合格できたら」の話です。宅建は合格率18%前後の試験で、誰もが一発で受かる保証はありません。この低リスクさは、意外と見落とされがちな視点です。
より詳しいコース選びの考え方は、コース選びの記事でも解説しています。予算と目標点から逆算すると、自分に必要なコースが見えてきますよ。
デメリットも正直に:両方に弱点はあります
どちらも良い講座ですが、弱点もあります。片方だけ持ち上げるのはフェアではないので、両方の弱点を書きます。
- 紙テキストが標準では付かない(冊子付版で解決)
- 質問はコンプリートのQ&A10枚など回数に上限あり(Q&A検索で補える)
- 合格率が非公表
- 本コースは10万円前後とスタディングより高い
- 動画・テキストのボリュームが多く、スキマ学習だけだと消化に時間がかかる
- 全額返金は条件付き(フルのコース+体験記提出など)
スタディングの弱点をもっと詳しく知りたい方は、デメリット7つを本音で解説した記事もあわせてどうぞ。弱点を知ったうえで選べば、勉強中に迷わなくなります。
スタディングとアガルートのよくある質問(FAQ)
初学者にはどちらがおすすめですか?
コスパとスキマ学習を重視するならスタディング、予算に余裕があり手厚い指導と実績で選ぶならアガルートです。私自身は法律知識ゼロの初学者でしたが、スタディングのスマホ完結で無理なく39点まで届きました。まずは両方の無料体験で、自分に合う教材の「見た目」を確かめるのが確実です。
料金の差ほど、合格しやすさにも差はありますか?
「差」というより「方向性の違い」です。アガルートは手厚い教材と高い合格実績を、その価格に含めています。逆にスタディングはそこをそぎ落として、スマホ完結の手軽さと低価格を実現しています。時間が取れない社会人なら、続けやすさの面で結果的にスタディングが有利になることも多いです。
全額返金があるアガルートのほうがお得では?
全額返金は魅力ですが、対象はフルのコース(10万円前後)で、合格体験記の提出などの条件付きです。一方スタディングは元が3万円弱と安く、合格お祝い金3,000円も出ます。「合格しても払う総額」で見ると、スタディングのほうが軽く済むケースは多いです。ご自身の予算で判断しましょう。
働きながらでも合格できるのはどっち?
どちらも社会人向けですが、通勤や育児のスキマ時間を勉強に変えたいならスタディングが有利です。私は仕事と育児のスキマ時間を中心に合格しました。机に向かう時間をまとまって取れる方なら、アガルートの腰を据えた学習も向いています。
まとめ:あなたの予算と生活に合うほうが「正解」です
今回は、スタディングとアガルートの宅建講座を公平に比較しました。
■ この記事のおさらい
- 料金:スタディングが3分の1以下で有利
- 合格率:公表しているアガルートに数字の安心感
- 合格特典:全額返金のアガルート/お祝い金だが総額が軽いスタディング
- 教材:スマホ完結のスタディング/手厚い指導のアガルート
どちらも良い講座で、勝ち負けではありません。「費用を抑えてスキマ学習ならスタディング」「予算をかけて手厚い指導と実績ならアガルート」と、あなたの予算と生活スタイルで選べば後悔しません。
私は仕事と育児で机に向かう時間が取れない社会人だったので、スタディングを選びました。そしてスマホ1台のスキマ学習を中心に、39点で一発合格できました。同じように「時間もお金もかけられない」という方には、自信を持ってスタディングをおすすめします。
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