【2026年は個数問題10問】宅建は一問一答を極めるのが近道|スタディング宅建士講座での回し方
2026年10月18日の本試験は、個数問題10問・組合せ問題5問。全50問の3割が「1肢ずつ正誤を決めないと解けない」問題でした。4択も分解すれば一問一答が4つ。◯×で1肢ずつ判断する力を先に固め、スタディングのスマート問題集→4択→過去問の順に積み上げる方法をまとめています。
昨日(2026年10月18日)の宅建試験を受けて、「個数問題で時間が溶けた」「業法の見直しが間に合わなかった」と落ち込んでいる方も多いのでは? 来年受ける予定で、問題を見て青ざめた方もいると思います。
個数問題は、4つの肢を1つずつ◯か×か決め切らないと正解できません。だからこそ効くのが、地味な一問一答です。この記事では、一問一答を「極める」とはどういう状態か、そしてスタディング宅建士講座でどの順番に問題集を回せばいいかを並べました。
結論:宅建は「一問一答を極めてから4択」の順が一番強い
宅建の問題演習は、一問一答で1肢ずつ正誤を言い切れるようにしてから、4肢択一で本番形式に慣れる順番がおすすめです。個数問題が増えた今の宅建では、消去法に頼らず1肢ずつ判断する力がそのまま点数になります。
一問一答を極める
◯×の正答率9割超えを、単元ごとに目指す
4択で組み立てる
4つの◯×を1問の中で続けて判断する練習
過去問で仕上げる
本番レベルの肢を、時間内にさばけるようにする
スタディング宅建士講座に置きかえると、使う教材は次のとおりです。

| 順番 | スタディングの教材 | 形式 | 目安の問題数 |
|---|---|---|---|
| ① | スマート問題集 | 一問一答 | 700問以上 |
| ② | ステップアップ4択問題集 | 4肢択一 | 200問以上 |
| ③ | セレクト過去問集 | 過去問 | 300問以上 |
| ④ | 13年分テーマ別過去問集・模試 | 過去問・本番形式 | 13年分・模試3回 |
※問題数はコンプリートコースの場合。ステップアップ4択問題集はコンプリートコースに含まれる教材です。
2026年の宅建は個数問題10問・組合せ問題5問だった
まずは昨日の本試験の数字です。試験の翌日なので公式の講評はまだ出ていませんが、予備校の解答速報と、講師の方がXに投稿した問題文から、どの問題がどの形だったかを1問ずつ確かめました。
宅建業法は20問のうち13問が個数か組合せ。全体で見ても、50問中15問、約3割が「肢を1つずつ判定しないと答えが出ない」問題でした。法令上の制限・税・免除科目には1問もなく、権利関係と宅建業法に集中しています。
X の投稿を見る(科目別の個数・組合せ問題の数)
Xでは「個数問題9問」「10問」と数字が分かれて見えますが、数えている範囲が違うだけです。問題番号は2026年10月19日時点の解答速報とXの投稿で確かめたもので、各予備校の講評が出たら見直します。
そもそも個数問題・組合せ問題とは?2026年の実際の問題で見る
宅建の問題は、答え方で3つの形に分かれます。どれも選択肢は1〜4の4つですが、何を選ぶかが違います。2026年の本試験から1問ずつ並べました。
ふつうの4択は、正解の肢が1つ分かれば答えが出ます。ほかの3つがあいまいでも、消去法で当たることがあります。
個数問題は、選択肢が「一つ・二つ・三つ・四つ」です。ア〜エ全部に◯×をつけないと数が決まりません。問7はア〜エがすべて誤りで、答えは「四つ」。1つでも「これは正しいかも」と迷うと、そこで落とします。
組合せ問題は、選択肢が「ア、イ」「ア、ウ」のような組です。全部が分からなくても、確実に判定できる肢が2つあれば答えが絞れることがあります。問6なら「アが◯・ウが×」の2つで、1しか残りません。
肢の文は、中身が分かるように短く書き直しました。正解は予備校の解答速報(2026年10月18日時点)によります。正式な正解は合格発表のときに公表されます。
宅建業法の個数問題は2年続けて半分前後
宅建業法の個数問題は、以前は例年4〜5問ほどでした。それが私が受けた2025年度は20問中11問、2026年度は20問中9問。2025年度の急増は「たまたま」ではなく、2年続けて業法の半分前後が個数問題になったわけです。
試験直後のXでは、「来年は一問一答メインで頑張る」「知識の精度を求められているから一問一答で鍛えるのがいい」という声も目立ちました。個数問題に苦しんだ人ほど、同じ結論にたどり着いているようです。
個数問題に一問一答が効く理由
個数問題は「正しいものはいくつあるか」を答える形式です。4択のように「これは明らかに違う」と消していく方法が使えず、4つの肢すべてに◯か×かの答えを出す必要があります。
1肢の正答率が、そのまま4乗で効いてくる
ここが個数問題の怖いところです。4つの肢を全部正しく判定できたときだけ正解になるので、1肢ずつの正答率が少し下がるだけで、問題としての正答率は大きく下がります。

| 1肢ごとの正答率 | 4肢とも正しく判定できる確率 |
|---|---|
| 70% | 約24% |
| 80% | 約41% |
| 90% | 約66% |
| 95% | 約81% |
1肢あたり8割わかっていても、個数問題では半分も取れません。9割5分まで上げてようやく8割取れる計算です。
「4択が解ける」こととは違います。そして1肢ずつの正答率をそのまま測って鍛えられるのが、一問一答です。
4肢択一も、見方を変えれば一問一答が4つ
普通の4択問題も、中身は「肢1は◯か×か」「肢2は…」という◯×問題が4つ並んでいるだけです。一問一答で1肢ずつ判断できる人にとって、4択は同じ作業を4回くり返すだけになります。
逆に、4択から勉強を始めると「正解の肢を見つけたら、残りの肢は読まない」クセがつきがちです。正解肢以外の3肢は、知識があいまいなまま素通りしてしまいます。個数問題ではこの3肢も全部判定しないといけないので、ここで差がつきます。
組合せ問題も「◯×の判定」で解ける
組合せ問題(「正しいものの組合せはどれか」)も、肢を1つずつ判定する点は同じです。2つ3つの肢に自信を持って◯×をつけられれば、選択肢が絞れます。2026年度は組合せ問題も5問あったので、個数問題と合わせて15問ぶん、一問一答の力が効いてくる計算です。
一問一答そのものの基本(なぜ最初の1冊を一問一答にするのか)は、宅建の勉強の順番と科目別の勉強法でも書いています。
一問一答を「極める」とはどういう状態か
「一問一答をやっている」と「一問一答を極めた」は別物です。目安は次の3つです。
正答率9割超え
単元ごとに、迷わず◯×をつけられる
理由が言える
×の肢は「どこが違うか」を一言で言える
数字を言い換えられる
「7日」が「10日」に変わっていても気づける
単元ごとに9割を超えたら次へ進む
一問一答は、科目全体をまとめて回すより、講義1本ぶん・単元1つぶんごとに区切って回すほうが定着します。単元の正答率が9割を超えたら次の単元へ進み、超えなければもう1周。個数問題の表で見たとおり、9割と8割では個数問題の取れ方がまったく違うからです。
当たった問題も「なぜ◯か」を確かめる
当てずっぽうで◯をつけて当たった問題は、実は「わかっていない」問題です。正解した問題でも、自信がなかったものは解説を読みます。×の肢なら「どの言葉が違うから×なのか」を自分の言葉で言えるまでが1セットです。
仕事と育児でまとまった時間が取れなかったからです。1問が短いので、数分でも「1単元ぶん」が進みます。本番の宅建業法は16/20点。8割を取れて、ほかの科目と合わせて39点に届きました。
わからない問題は印をつけて先へ進む
解説を読んでもどうしても理解できない問題は、そこで止まらず、印をつけて先に進んでかまいません。ほかの単元を勉強しているうちに、あとから「そういうことか」とつながることがよくあります。1問で30分悩むより、次の10問を解くほうが前に進みます。
スタディング宅建士講座での回し方:一問一答→4択→過去問
ここからは、スタディング宅建士講座での具体的な進め方です。スタディングは、講義を見たあとに解く問題集が順番にそろっているので、教材の順番どおりに進めるだけで「一問一答→4択」の流れになります。
① 講義1本ごとにスマート問題集(一問一答)を解く
基本講座は1本15分ほどの動画です。1本見終わるたびに、その範囲のスマート問題集を解きます。範囲が直前に見た講義だけなので、「聞いたばかりなのに×をつけられない」ところがすぐに見つかります。
間違えた問題は、その場で解説を読み、必要なら講義の該当部分を見直します。問題・解説・講義・テキストがスマホの中でつながっているので、紙の参考書のページを探す手間がありません。
② 間違えた問題はAI問題復習に任せる
一問一答は、1回正解しただけでは身につきません。スタディングのAI問題復習は、間違えた問題や自信がなかった問題を、忘れかけたころに出し直してくれます。「何をいつ復習するか」を自分で管理しなくていいので、毎日は出てきた問題を解くだけで済みました。
AI問題復習の使い方は、AI学習プランとAI問題復習の記事で詳しく書いています。
③ 単元の◯×が9割を超えたら、ステップアップ4択問題集へ
一問一答で単元の◯×が安定してきたら、ステップアップ4択問題集に進みます。選択肢は過去問ほど難しくなく、イメージは「やさしめの一問一答が4つ集まった問題」です。ここで、4つの◯×を1問の中で続けて判断する練習をします。
これが、そのまま個数問題の練習になります。
④ 過去問で本番レベルの肢に慣れる
最後はセレクト過去問集、直前期に13年分テーマ別過去問集と模試です。過去問の肢は一問一答より言い回しが細かく、数字や主語が少しずつ変えてあります。ここでも、4択の正解を当てるだけでなく、1肢ずつ◯×をつける解き方を続けます。
各時期にどの教材をどれくらい使ったかは、スタディング宅建士講座の教材の使い分けにまとめています。
一問一答だけで終わらせない:注意点
一問一答は土台づくりには最強ですが、それだけで本番に出るのは危険です。気をつけたい点を3つ挙げます。
- 一問一答は1問1論点。登場人物が3人以上出てくる事例問題(権利関係に多い)は再現しにくい形式です。
- 同じ問題を何周もすると、答えの位置や文の形で覚えてしまうことがあります。理由が言えるかで確かめます。
- 本番は時間との勝負。個数問題は1問に時間がかかるので、4択や過去問で時間を計って解く練習も必要です。
2026年度は「業法を解いていたら時間が足りなくなった」という声が多く出ていました。一問一答で判断のスピードを上げておくことは、時間対策にもなります。迷わず◯×をつけられる肢が増えるほど、1問にかかる時間は短くなるからです。
一問一答で土台を作り、4択と過去問で本番の形に慣れる。この順番を守れば、一問一答のよさを活かしたまま弱点を埋められます。
一問一答と個数問題に関するよくある質問
一問一答は何周すればいいですか?
周回数より、単元ごとの正答率9割超えを目安にしてください。1周で9割を超える単元もあれば、3周しても届かない単元もあります。届かない単元だけを重点的に回すほうが、効率よく進みます。
市販の一問一答とスタディングのスマート問題集、どちらがいいですか?
どちらも◯×で1肢ずつ鍛える点は同じです。スタディングのスマート問題集は、講義1本ごとに範囲がそろっていて、間違えた問題をAI問題復習が出し直してくれるのが違いです。復習の管理を自分でしたくない方には向いています。
個数問題は捨ててもいいですか?
おすすめしません。2026年度は個数・組合せ問題が全50問中15問ありました。全部捨てると合格点に届かなくなります。全部の肢に自信がなくても、1肢ずつ◯×を判断できれば取れる問題も多いので、一問一答で判断できる肢を増やしておくのが一番の対策です。
来年受けるなら、いつから一問一答を始めればいいですか?
講義を見始めたその日からです。一問一答は「講義を全部見終わってから」ではなく、講義1本ごとに解くものです。早く始めるほど、AI問題復習で何度も出し直される回数が増え、本番までに定着します。
まとめ:個数問題の時代は、一問一答で1肢ずつ固める
2026年度の宅建試験は、個数問題10問・組合せ問題5問。2025年度に続いて、1肢ずつ正誤を決め切る力が問われる試験でした。
- 個数問題は4肢すべての判定が必要。1肢8割の理解では半分も取れない
- 4肢択一も、見方を変えれば一問一答が4つ集まっただけ
- 一問一答は単元ごとに正答率9割超え、×の理由が言えるまでが目安
- スタディングならスマート問題集 → ステップアップ4択 → 過去問の順で、そのまま積み上げられる
- 一問一答はゴールではなく土台。事例問題と時間配分は4択・過去問で鍛える
私は仕事と育児の合間にスマホで一問一答を積み上げ、宅建業法16点・合計39点で合格できました。来年の個数問題に向けて、まずは講義1本とスマート問題集1回ぶんから始めてみてください。
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