宅建の次は賃管・FP2級|3ヶ月で3資格に受かった話
2025年11月に宅建、12月に賃貸不動産経営管理士、翌1月にFP2級。宅建の知識が3〜4割そのまま使えたので、3ヶ月で続けて受かりました。次の資格を考えている人向けの記録です。
「宅建に受かった勢いで、次は何の資格を取ろう?」と考えている方も多いのではないでしょうか。
せっかく数ヶ月かけて身につけた法律や不動産の知識を、合格して終わりにするのは正直もったいないですよね。その知識は、次の資格でそのまま使い回せるのです。
本記事では、2025年11月に宅建39点で一発合格した私が、12月に賃貸不動産経営管理士、翌1月にFP2級と、3ヶ月で3資格に連続合格した実体験を正直に解説します。宅建の知識がどこまで使えたのか、どう勉強したのかまで、すべてお伝えします。
結論:宅建の次は「賃管→FP2級」が最短。知識の3〜4割が流用できる
結論から言うと、宅建に合格した人が次に狙うなら賃貸不動産経営管理士(賃管)とFP2級が最短ルートです。
理由はシンプルで、宅建で覚えた知識の3〜4割が、そのまま両試験で使い回せるからです。ゼロからのスタートではないので、少ない勉強時間で合格まで届きます。
私が実際に達成した、3ヶ月連続合格の記録がこちらです。

| 合格時期 | 資格 | 結果 | 使った教材 |
|---|---|---|---|
| 2025年11月 | 宅建士 | 39点で一発合格 | スタディング |
| 2025年12月 | 賃管士 | 自己採点40点で合格 | 市販テキスト |
| 2026年1月 | FP2級 | 一発合格 | 市販テキスト |
宅建は法律知識ゼロからのスタートだったので、通信講座を使いました。一方、賃管とFP2級は市販テキストだけで合格できました。宅建で土台ができていたからこそ、次の2つは独学でも十分に戦えたのです。
宅建で身につけた民法・借地借家法・不動産の基礎は、一度覚えれば消えません。次の資格でそのまま得点源になるのが最大のメリットで、宅建の記憶が新しいうちに次を受けるほど、この効果は大きくなります。
なぜ宅建の次に賃管・FP2級なのか|3つの理由
数ある資格の中で、なぜこの2つをおすすめするのか。理由は3つあります。
- 知識が重なる(宅建の勉強がそのまま得点源になる)
- 勢いが使える(勉強習慣が続いているうちに受けられる)
- キャリアに効く(不動産+お金の知識で仕事の幅が広がる)
理由① 知識が重なる
賃管は不動産の賃貸管理に特化した資格で、宅建業法や借地借家法など宅建と重なる分野が多くあります。FP2級にも不動産分野がまるごと1科目あり、そこは宅建の知識でほぼカバーできました。
理由② 勢いが使える
いちばん大きいのが、これです。宅建合格後は勉強する習慣がまだ体に残っています。この勢いのあるうちに次へ進めば、勉強をゼロから立ち上げ直すストレスがありません。
私が11月・12月・1月と間を空けずに受け続けたのは、「習慣が消える前に」という狙いがあったからです。
理由③ キャリアに効く
宅建(不動産)+賃管(賃貸管理)+FP(お金)と揃うと、不動産とお金の両面から相談に乗れる知識が身につきます。名刺やプロフィールに書ける資格が増えるのも、地味に効いてくるメリットです。
宅建知識はどこまで使い回せた?|科目別の流用マップ
「3〜4割流用できる」と言っても、具体的にどこが重なるのか気になりますよね。私が体感した流用度を、科目別にまとめました。

| 宅建の分野 | 賃管 | FP2級 |
|---|---|---|
| 民法 | ◎ 借地借家 | △ 相続5点 |
| 宅建業法 | ◯ 管理業法 | △ 少ない |
| 法令上の制限 | △ 一部 | ◎ 不動産9点 |
| 税 | ◯ 賃貸の税 | △ 税6点 |
賃管では民法の借地借家法まわりが、FP2級では不動産の科目が、宅建でみっちりやった内容とほぼそのまま重なりました。FP2級のタックス(6点)と相続(5点)は、宅建と重なるのが一部だけで、点数は伸びませんでした。賃管には宅建業法に近い「管理業法」があり、法律の読み方に慣れていたぶん理解が早かったです。
賃管は宅建との重複が特に大きく、私は市販テキストを1周して過去問を回すだけで、自己採点40点まで届きました。賃管は試験団体が個別の点数を開示しないため、スコアレポートはありません。40点は、問題冊子に控えたマークで自己採点した数字です。
具体的には、FP2級には「不動産」という科目が丸ごと1つあります。建ぺい率や容積率、不動産の売買にかかる税金など、宅建の法令上の制限や税金の知識がそっくりそのまま問われます。ここは新しく覚えることがほとんどなく、宅建・賃管で解いた過去問の記憶だけで得点できました。
実際の数字で見てみます。私が受けたFP2級 学科試験のスコアレポートがこちらです。
注目してほしいのは、不動産が9点/10点だったことです。6科目の中でいちばん高く、レーダーチャートも不動産の方向だけ大きく張り出しています。
ほかの5科目は5〜7点でした。不動産だけ頭ひとつ抜けているのは、宅建の知識がそのまま通用したからです。合格基準の36点に対して総合39点、余裕は3点だけだったので、不動産の9点にしっかり助けられました。
実技試験(日本FP協会の資産設計提案業務)は、77点/100点でした。合格基準は60点です。
一方で、生命保険・社会保険・年金・投資信託といった分野は、宅建ではまったく触れない内容です。ここは正直、一から勉強する必要がありました。とはいえ、得意な不動産で時間を稼げたぶん、苦手分野にじっくり時間を配分できたのが合格の決め手でした。
賃管・FP2級は市販テキストで取った|正直な話
ここは正直にお伝えします。賃管とFP2級で、私は通信講座を使っていません。市販テキストと過去問だけで合格しました。
「じゃあ宅建も市販テキストでよかったのでは?」と思われるかもしれません。ですが、私はそうは考えていません。
土台とは、法律の読み方と不動産の基礎のことです。私は最初、宅建を市販テキストの独学で始めて数日で挫折しました。ゼロからの1本目は、独学のハードルが想像以上に高いのです。
私が宅建だけ通信講座(スタディング宅建士講座)を選んだのは、法律知識ゼロの状態から独学で走り出すのが無理だったからです。動画で「そもそも何を言っているのか」から噛み砕いて教えてもらえたおかげで、最初の土台が作れました。
その土台さえできれば、2本目以降の賃管・FPは市販テキストでも十分に読み解けます。1本目に投資して基礎を固め、2本目以降は独学でコスパよく積み増す。これが、私が3ヶ月で3資格を取れた実際の戦略でした。
これから宅建に挑戦する方は、まず1本目で確かな土台を作ることを優先してください。宅建にどう合格したかの詳しい流れはスタディング宅建士講座で39点一発合格した体験記に、独学で数日で挫折した経緯は独学と通信講座どっち?の記事にまとめています。
ちなみに、スタディングには賃貸不動産経営管理士講座とFP講座もあります。私は賃管もFP2級も市販の過去問集を中心に受かったので、講座がなくても合格は十分に狙えます。
ただ、宅建でスタディングの勉強のやり方が自分に合っていると感じた人は、2本目以降もスタディングで続けるのもありです。同じアプリ・同じ進め方のまま次の資格に移れるので、勉強のリズムを崩さずに済みます。
連続合格で気をつけたこと
3ヶ月連続で受験するにあたって、気をつけたポイントもお伝えします。ここを外すと勢いが途切れてしまうので、これから続けて受ける方は参考にしてください。
賃管もFP2級も、申込期間が試験のかなり前に締め切られます。宅建の結果を待ってから動くと、申込に間に合わないことがあります。
もう1つは、次の試験までの間隔を空けないことです。宅建の記憶が新しいうちに賃管を受けたからこそ、流用が最大限に効きました。逆に半年空けてしまうと、せっかくの貯金が目減りしてしまいます。
さらにもう1点、「2つ以上を同時に並行しない」ことも意識しました。宅建の勉強中に賃管のテキストにも手を出す、といった欲張りは集中力を分散させます。私は「1つ受かってから次に全集中する」と決めて、1資格ずつ順番にクリアしていきました。結果的に、これがいちばんムダのないやり方だったと感じています。
宅建に全集中
通信講座で土台を固める
勢いで賃管
記憶が新しいうちに市販テキストで
仕上げにFP2級
不動産の貯金を活かす
働きながら連続受験する時間の作り方は、勉強スケジュールの記事で私の1日の時間割を公開しているので、あわせて参考にしてください。
よくある質問(FAQ)
賃管とFP2級、先に取るならどっち?
宅建との重複が大きい賃管を先におすすめします。宅建の記憶が新しいうちなら、賃管は最小の労力で取れます。FP2級は不動産以外の新しい分野が多いので、少し腰を据えて取り組む2本目に回すと流れがスムーズです。
賃管・FP2級は、どれくらいの勉強時間で受かりましたか?
宅建の土台があったぶん、それぞれ宅建よりずっと短い時間で合格できました。市販テキストを1周して過去問を回す、というシンプルな流れです。宅建でスキマ学習の習慣ができていたので、同じリズムで無理なく続けられました。
宅建も含めて、全部通信講座を使ったほうがいいですか?
私の場合は宅建だけ通信講座、賃管・FPは市販テキストでした。法律知識ゼロの1本目は通信講座で土台を作り、土台ができた2本目以降は独学、という使い分けがコスパも学習効率も良かったです。これから宅建を受ける方は、まず無料お試しで講座の雰囲気を確かめてみてください。
3ヶ月連続はきつくないですか?普通の社会人でもできますか?
正直、スケジュールはハードでした。ですが私は高卒・不動産経験ゼロ・仕事&育児という条件でも達成できています。カギは「勢いが消える前に受け切る」ことです。間を空けるほど記憶も習慣も薄れるので、むしろ連続のほうが楽な面もありますよ。
まとめ:宅建の知識は、次の合格の資産になる
今回は、宅建に合格した私が、その勢いで賃管・FP2級と3ヶ月連続合格した体験を解説しました。
- 宅建の知識は賃管・FP2級で3〜4割そのまま流用できる
- 1本目で土台を作れば、2本目以降は市販テキストでもいける
宅建で身につけた知識は、合格証書と一緒に眠らせておくにはもったいない「積み上がる資産」です。記憶が新しいうちに次へ進めば、少ない労力で資格をどんどん増やせます。
私自身、法律知識ゼロから宅建で土台を作れたからこそ、賃管・FP2級まで連続合格できました。少しずつ人生が変わる気配も感じています。その第一歩は、やはり1本目の土台をしっかり固めることでした。
これから宅建に挑戦する方は、まずその1本目を確実に取りにいきましょう。土台さえできれば、次の資格はぐっと近づきますよ。
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